コンクリート圧縮強度試験機
シュミットLive
OS8000 N / L
NETIS登録番号:QS-200024-VE
コンクリート表面にハンマーを打撃し、その反発値(R値)から圧縮強度を高精度で推定できる「反発度法」を採用しています。構造物にダメージを与えず、迅速かつ信頼性の高い検査が可能です。さらに、PROCEQ(プロセク)社製の「シュミットLive」は、平均値及び角度補正は自動処理されます。また、含水値補正機能もあります。これまでは反発値(R)をグラフから読み取り、推定式に代入して圧縮強度を求めていましたが、シュミットLiveは、iOS端末や専用プリンターに無線でデータを送信し、自動で圧縮強度を求めることが出来ます。
土木学会式(JSCE G-504)等も登録されているので強度推定が簡単で、初心者でも個人差なく扱える設計となっています。
L形試験機は、紙ロールやフィルムロールの巻き硬さ試験機としても高い性能を発揮します。従来の「打音方式」(ロール表面を叩き、音を耳で判断する方法)では、検査員の経験や勘に依存するため、品質を数値化(定量管理)することができませんでした。
しかし、L形試験機を使用することで、巻き幅方向の反発値(R値)を測定し、ロールの巻き厚を正確に管理できます。これにより、ロール製品の品質安定化や、製造工程の最適化が実現可能となります。
【適合規格】
JIS A1155
JCSE-G504
JGJ-T23
EN12504-2, EN13791
GOST 22690-2015
ACI 228.1R
ASTM C 805
ISO 1920-7
※エフティーエス㈱はScreening Eagle(Proceq社)の日本正規代理店です
製品特長
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自動換算機能
土木学会式(JSCE G-504)や建築学会式を用いた圧縮強度の自動換算が可能です(建築学会式はアプリ使用時のみ対応)。
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様々な補正機能
測定時の角度に応じた補正を自動処理し、正確なデータを提供します。また、コンクリートの含水状態を考慮し、制度の高い強度推定を実現しました。さらにコンクリートの経過日数(材令)を反映し、適切な補正を自動で行います。
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測定ガイド・共有機能
アプリ利用時に音声ガイドで操作をサポートしてくれるため、初心者でも簡単に使用することができます。また、計測データをクラウドに保存することで、データ管理や共有も容易に行えます。
用途・対象
・コンクリート構造物の品質検査や維持管理、橋梁やトンネルなどのインフラの点検
・紙ロールやフィルムロールの巻き硬さ検査
・コンクリートや建材の研究や、材料強度試験

ソフトウェア
Schmidt アプリ
ディスプレイ |
・互換性のあるApple® iOSデバイス |
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ソフトウェアのアップグレード
ソフトウェアのアップグレードについては、 |
製品仕様
衝撃エネルギー |
2.207Nm |
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測定範囲 |
圧縮強度10~70N/mm² |
読取精度 |
±1R |
再現性 |
±1R |
インターフェイス |
クラウド |
電源 |
単4充電池1本 |
環境温度 |
-10~50℃(結露なきこと) |
実用例・活用例
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具体的な導入事例については準備が整い次第、本ページにて公開いたします。最新情報をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
実用・活用例 関連記事はこちら
機能紹介動画
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シュミットLive アプリ使用方法
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シュミットLive プリンター使用方法
よくあるご質問
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Proceq製品のアカウントはどこから作成できますか?
上記のアカウント作成・サインインから作成いただけます。新規作成ページの[送信]ボタンを押すと認証メールが届きますので、メール内の[Verify Email]を押して登録完了となります。
なおパスワードは以下の点にご注意ください。
・8文字以上にしてください
・数字(0~9)と記号をそれぞれ1文字以上含めてください
・小文字(a~z)と大文字(A~Z)の両方を含めてください
・名前または電子メールアドレスを含んだパスワードは作成できません -
シュミットハンマーの測定打撃回数は何回ですか?
一般的には20点です。ただし発注業者により異なりますのでご確認ください。
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シュミットハンマーの校正をしたい場合はどうしたらよいでしょうか?
シュミットハンマーの校正をご希望の場合は一度ご連絡いただき、製品を当社/那須塩原テクニカルセンターまでお送りください。お預かりした製品は自社のメンテナンスセンターにて校正をさせていただきます。
修理・校正のご依頼はこちら
取扱説明書
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シュミットLive取扱説明書(2023.12)
こちらからDLいただけます。
製品カタログ
上記ボタンよりダウンロードいただけます。