地中探査レーダ
GS8000
スイスのProceq(プロセク)社が開発した最新の地中探査レーダ「GS8000」は、ステップ周波数連続波技術を採用し、地下のスキャンとマッピングにおいて最高解像度を提供します。この革新的な技術により、従来の探査方法では捉えきれなかった小さく間隔の狭い対象物も高精度で検出可能です。特に、地中の複雑な構造物や障害物の検出に優れた能力を発揮します。
※機器のご利用には専用アプリのダウンロードと、アカウントの作成が必要です
※エフティーエス㈱はScreening Eagle(Proceq社)の日本正規代理店です
製品特長
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高解像度のデータ取得
GS8000は、ステップ周波数連続波技術を使用しており、従来の地中探査レーダと比較して、より高い解像度で地下の構造物や埋設物を視覚化できます。これにより、調査対象の詳細なマッピングが可能となり、精度の高い解析結果を提供します。特に小さな対象物や密な間隔の構造物を高精度で検出することができ、従来の地中探査では見逃してしまうような情報も捉えられます。
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高精度な位置情報のマッピング
GS8000は、MA8000(GNSS受信機)との併用により、正確な位置情報を提供し、マッピングの精度を向上させます。このシステムにより、広範囲にわたる地下構造の地図化が迅速かつ正確に行えるため、地中埋設物の位置を高精度で特定することができます。これにより、施工現場でのリスクを最小限に抑えることができます。
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コンパクトで持ち運びやすい
GS8000は、ユーザーの利便性を考慮したデザインが特徴です。押しやすく、コンパクトに折りたたみ可能なカートが付属しており、現場での移動や収納が簡単です。この軽量で持ち運びやすいカートにより、長時間の作業でも負担を軽減し、効率的な作業が可能になります。
用途・対象
・地下に埋設された配管、電力ケーブル、通信ケーブルなどを高精度で検出し、施工時の破損リスクを低減
・道路や橋梁の下にある空洞や構造物の劣化状態を評価し、補修計画の策定に活用
・掘削せずに地中の状態を把握できるため、考古学調査や環境調査に最適
・地盤沈下や地すべりの兆候を把握し、早期警戒システムとして活用

ソフトウェア
製品仕様
測定原理 |
ステップ周波数連続波GPR |
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変調周波数範囲 |
40~3,440 MHz |
有効帯域幅 |
3,200 MHz |
検出可能サイズ |
0.5 m深さで1 cmまで |
最大貫入深さ |
10 mまで(通常6 m) |
スキャン速度 |
100スキャン/分 |
獲得速度 |
80 km/h(50 mmスキャン間隔で) |
寸法 |
610 x 570 x 380 mm |
重量 |
24 kg(バッテリとタブレットは除く) |
バッテリ |
充電式NiMH Cバッテリパック(8個) |
GNSS受信機 |
マルチバンドGNSS(145x145x70 mm / 0.7 kg:単三電池4個含む) |
実用例・活用例
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具体的な導入事例については準備が整い次第、本ページにて公開いたします。最新情報をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
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よくあるご質問
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