切羽肌落ち監視レーダ

Hydra-T(ハイドラ トンネル)

NETIS登録番号QS-190038A

ICT技術を活用した安全監視の手法で効率的に実施ができ、生産性の向上につながります。
2018年1月に厚生労働省から「山岳トンネル工事の切羽における労働災害防止対策に係るガイドライン」に専任の切羽監視責任者による常時監視が明記されています。
 
Hydra-Tは、ミリ波レーダー技術と最先端ArcSAR合成開口技術を使用し、15秒毎に計測ヘッドを左右に動かし、切羽全面をスキャンします。落石前の微細な切羽の変位を0.1mmの高精度で検知します。
予め設定した管理基準値(閾値)に基づき、黄色・赤色のライト及びアラーム音を鳴らし警報発令します。
 
IDSGeoradar社は衛星SAR技術を地上設置型GB-SARに応用し、さらに計測器を可搬型にしたArcSAR技術をHydraに組込みさらに小型化を実現しました。
また、Hydra-Tはトンネル施工の切羽監視専用のソフトウェアが組み込まれ、掘削中の切羽監視にパワフルな性能を発揮します。
計測部には、76GHz帯ミリ波レーダーの他にカメラを装備し切羽監視と同時に切羽写真撮影も行います。
 
レーザースキャナーに比べ圧倒的に計測精度、データ処理時間が優位なミリ波レーダー技術は安全管理のスタンダードになります。

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製品特長

  • 切羽の挙動を高精度で検知

    ・落石前の微小な変位(1mm以下)、切羽の挙動を高精度で検知します。
    ・24時間連続で切羽監視が可能です。
    ・計測ヘッドは、15秒毎に切羽をスキャンと写真撮影を行います。(24時間で5,760回スキャン)
    ・合成開口技術を使い 0.1mm精度で計測が可能です。
    ・スキャンデータはリアルタイムで処理し、タブレットに結果を表示します。
    ・予め設定した閾値に基づき、切羽変位をリアルタイムに検知し警報発令を行います。
    ・警報発令は3段階で設定可能で、現場PCで設定できます。
    ・データは坑内・外の通信ネットワークに接続し遠隔地からも閲覧が可能です。
    ・天端に設置する専用の架台もご用意しております。(発破時は退避)
    ・現場坑内照明用200Vにて稼働できます。

  • ソフトウェア機能

    ・トンネル切羽全面を連続的に監視(1回の計測時間は15秒)
    ・監視エリアを6エリアに分割して平均変位をグラフ化。グラフはテキストデータで出力可能
    ・監視エリア内で重点監視エリアを設定する事も可能
    ・変位が管理基準値(閾値)を超過するとリアルタイムでパトライト、ブザー音で注意・警報を発令
    ・注意・警報の発令閾値は現場条件に合わせてユーザーにて設定が可能
    ・光学カメラは切羽状況をレーダと同じ15秒/回撮影しハードディスクに保存
    ・制御装置とタブレットPCはWiFiで設足できます。
    ・坑内WiFiと接続する事で詰所や現場事務所などで遠隔監視も可能です。
    ・ミリ波レーダーの国内認証取得済み
    ・NETIS登録番号QS-190038A取得済み

  • 重機キャンセル機能

    ・切羽作業中のエレクター吹付機、削岩機等は計測時にデータから自動キャンセルし必要なデータのみ計測
    ・進行する切羽に合わせて基準面の更新は20分から3分に短縮実現。

用途・対象

製品仕様

アンテナ周波数
変調方式
空間分解能
切羽からの離距離
計測範囲
光学カメラ解像度
制御部電源
接続
表示部
使用環境
防塵・防水
寸法
重量

実用例・活用例

  • 具体的な導入事例については準備が整い次第、本ページにて公開いたします。最新情報をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

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