落石・雪崩・土石流レーダ監視システム
RockSpot(ロックスポット)
RockSpotは、落石・雪崩・土石流をリアルタイムで検出、追跡、通知できる革新的なレーダシステムです。
この小さくて強力なレーダは、目視では確認できない小さな落石も遠距離から瞬時に探知し、事故を未然に防ぎます。
すべての落石発生はデータベースに記録され、リスク分析やゾーニングマップの作成に活用可能です。
24時間体制で監視を行い、早期警報を発令することで、人命・資産の安全を確保します。
製品特長
-
大規模崩壊前の小さな落石をリアルタイム監視
RockSpotは、目視では見逃しやすい小規模な落石を瞬時に検出します。
これにより、大規模崩壊が発生する前の初期兆候を捉え、迅速な対応が可能になります。 -
簡単設置!接続だけで稼働可能
本システムは一体型の計測ユニットを採用しており、電源と通信を接続するだけで簡単に稼働します。
特別な工事が不要なため、短期間で導入でき、さまざまな現場で活用可能です。 -
レーダーとカメラの併用で精度向上
RockSpotはレーダーによる検出だけでなく、カメラを併用して斜面を監視します。
これにより、落石の発生状況を視覚的に確認し、より正確な状況判断が可能となります。 -
計測データをリアルタイム解析&記録
取得したデータはリアルタイムでサーバーにアップロードされ、落石イベントの詳細を即座に解析します。
また、すべての落石イベントの統計はデータベースに記録されるため、各イベントを分析し、適切なリスクゾーニングマップの作成にも活用できます。
これにより、長期的なリスク評価や安全対策の強化が可能となります。 -
解析データに基づき早期警報を発令
解析結果に基づいて、落石や土砂災害のリスクが高まった場合、早期警報を発令します。
これにより、現場作業員や関係者が事前に危険を察知し、安全な避難や対策を取ることができます。 -
24時間リアルタイム監視
RockSpotは、24時間体制で昼夜を問わず監視し、落石や土砂災害のリスクをリアルタイムで検知します。
最大限の効果を得るために、すべてのデータ処理は現地で実行され、迅速なアラート発信が可能です。 -
過酷な環境でも安定稼働
あらゆる気象条件に耐えられるシンプルでコンパクトな設計がされており、過酷な環境でも安定した監視を行えます。
ただし、強風、植生、大雨、降雪などの影響を受ける可能性があるため、使用環境によってはパフォーマンスに若干の影響が出る場合があります。
用途・対象
・落石、雪崩、土石流の監視:これらの自然災害に関するリアルタイム監視と予防。
・山岳地帯や急斜面の監視:山岳工事や道路建設現場など、落石や土砂災害のリスクが高い場所で活用。
・土木・建設業界:特に地盤改良、トンネル工事、道路工事など、斜面の安全管理が重要な分野での使用。

製品仕様
計測範囲 |
130m ~ 2000m |
---|---|
視野 |
80° 方位角(クロスレンジ), 40° 高さ |
計測レンジ分解能 |
4m |
計測包囲角分解能 |
最大 1° |
落石速度の検知速度 |
> 1 m/s |
検知更新周波数 |
最大 2Hz |
有効な警報デバイス |
最大4つの独立した警報装置 |
利用可能な警報メッセージ |
E-mailsとSMS |
動作温度 |
-40℃ ~ +55℃ |
寸法 |
制御ユニット(62cm x 47cm x 22cm) / 計測ユニット(50cm x 37cm x 20cm) |
重量 |
制御ユニット(27kg) / 計測ユニット(12kg) |
消費電力 |
制御ユニット(70W) / 計測ユニット(45W) |
電圧 |
110/220V AC または 12/24V DC |
保護 |
継続的なACまたはDC電源入力が必要。統合されたバックアップバッテリーは、外部電源が一時的に不足した場合の突然のシステムシャットダウンを防ぎます。 |
計測条件 |
あらゆる気象条件で動作するように設計されています。検出、追跡、およびアラーム起動のパフォーマンス機能は、強風、植生の存在、大雨または降雪の影響を受ける可能性があります。 |
認証 |
FCC, CE, IC |
実用例・活用例
-
具体的な導入事例については準備が整い次第、本ページにて公開いたします。最新情報をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
実用・活用例 関連記事はこちら
よくあるご質問
-
よくあるご質問(準備中)
現在、「よくあるご質問」の内容を整備中です。お客様からいただいたご質問やご相談を基に、順次更新してまいります。ご不明な点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
製品カタログ
上記ボタンよりダウンロードいただけます。