非破壊・非接触膜厚計
コートマスター3D
Coatmaster 3D(コートマスター3D)は熱反射に類似した測定原理を採用し、光を対象物に照射することで熱の伝搬時間を測定し、コーティングの厚さへと変換します。塗布直後でも測定が可能で、コンポーネント全体の厚さを迅速かつ正確に計測できます。用途や使用環境に応じて、最適なモデルをご提案いたします。
製品特長
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非破壊・非接触での測定
対象物に直接触れることなく、コーティング厚さを正確に測定できるため、製品へのダメージを防ぎます。
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幅広い素材・形状に対応
金属、紙、ゴム、セラミック、ガラス、プラスチック、木材など、さまざまな材質のコーティング厚さを測定可能です。また、平面だけでなく、曲面や細部が入り組んだ部品のコーティング厚さも正確に測定できます。
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生産性の向上
簡単なセットアップで測定を開始でき、生産ラインや研究開発の現場でもスムーズに導入できます。さらに測定範囲を拡張できるため、大型部品や広範囲のコーティングにも対応できます。
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材料の節約・低コストでの統合が可能
処理の初期段階でコーティング厚さを測定できるため、過剰な塗布を防ぎ、材料コストの削減につながります。導入コストを抑えながら、既存の製造ラインや品質管理システムに容易に統合できます。
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コーティングプロセスの文書化をサポート
測定データを記録し、コーティングプロセスのトレーサビリティや品質管理を強化できます。
用途・対象
・自動車や航空機の部品に施される塗装やコーティングの厚さ管理
・金属製品の防錆・防食コーティングやメッキの厚さ測定
・プリント基板や電子部品の保護コーティング、絶縁膜の厚さ測定
・医療用デバイスの表面コーティングや滅菌用フィルムの厚さ管理
・断熱・防音ガラスのコーティング厚さ測定や建築材料の品質管理に活用
・航空機や宇宙機器の特殊コーティング(耐熱・耐摩耗コーティングなど)の品質管理
・包装材やラベルのコーティング厚さを測定し、適切なインクや保護フィルムの適用を管理できます。

製品仕様
測定時間 |
200ms~ |
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周距離公差 |
10~120cm |
傾斜公差 |
±70° |
硬化塗料 |
30~300㎛ |
湿潤塗料 |
20~300㎛ |
硬化後粉末塗料 |
30~500㎛ |
相対標準偏差 |
<5% |
実用例・活用例
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具体的な導入事例については準備が整い次第、本ページにて公開いたします。最新情報をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
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機能紹介動画
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CoatmMaster 3D Modular
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