ブリネル読取装置
ハイライトブリネルスコープ
ハイライトブリネルスコープは、金属の硬さを測定するために使用される「くぼみ径計測顕微鏡」で、焦点調整が不要で非常に見やすい設計となっています。これにより、金属表面に生じたくぼみの径を正確に測定することができ、硬さ試験におけるデータの精度を高めます。また、読取りデータの個人差を軽減し、信頼性の高い結果が得られます。
金属の硬さを測る際、光学的な読取装置が適していますが、照明方法や視度調整機構の違いによって読取データに差が生じることがあります。焦点調整機構が搭載されている顕微鏡では、接眼鏡の標線が鮮明に見えるように視度調整を行い、その後に焦点距離を調整する必要があります。適切な調整がされていないと、倍率の変化によりくぼみ径の測定に大きな誤差が生じる可能性があります。
【適合規格】
ASTM E-10
製品特長
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0.01mm / 0.05mmの2つの読取タイプ
対象物に応じて、読み取り範囲が異なる2つの読取タイプ(0.01mmおよび0.05mm)を提供しています。これにより、さまざまな用途に対応できます。ASTM E-10規格に適合しており、信頼性の高い計測結果を提供します。規格に基づいた精度の高い計測が可能です。0.01mmタイプにはスケール計測バーが搭載されており、読取誤差が非常に小さく、精度の高い測定が可能です。
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明るく見やすいLED光源を採用
ハイライトブリネルスコープは、LED光源を使用しているため、非常に明るく、くぼみ部分が見やすく設計されています。暗い工場内でも、視認性が高く、容易に使用することができます。また、片手でラクラク持てるコンパクトなサイズで、持ち運びにも便利です。現場での使用において、取り扱いが簡単で快適です。
CR2リチウム電池(3V)1本で、約200時間の連続使用が可能です。長時間の使用でも安心してお使いいただけます。
用途・対象
・精密なくぼみ径の測定が求められる部品や製品の製造過程(金属加工、機械部品など)
・自動車部品(特にエンジンやトランスミッション部品など)の品質管理や検査
・航空機部品の製造および検査
・電子機器の製造
・工具や機器の製造過程

製品仕様
寸法 |
0.01mm:152 x 76 mm |
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位置決め |
手動操作 |
測定範囲 |
0.01mm:0.01-6 mm |
倍率 |
×20 |
重さ |
1,000g |
実用例・活用例
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具体的な導入事例については準備が整い次第、本ページにて公開いたします。最新情報をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
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