レーダ変位計
IBIS-FS(アイビスFS)
IBIS-FS(アイビスFS)は、レーダー干渉技術を応用した非接触型の構造物変位計測システムです。
橋梁、建築物、歴史的建造物、塔などのモニタリングを目的とし、静的・動的な変位をリアルタイムで高精度に計測できます。
従来の計測手法と比較し、監視対象物にプリズム等の反射体を設置せずに最大1km離れた場所から監視できます。
さらに、昼夜や悪天候でも安定した測定が可能なため、長期間のモニタリングにも対応します。
また、サンプリングは200Hzまでの構造振動サンプリングができます。
これにより、橋や建築物の構造変位計測、共振周波数分析、崩壊リスクの早期警告など、インフラ保全・防災対策にも貢献します。
※ダウンロード可能なカタログは簡易版です。
総合カタログをお求めの方は大変お手数ですが、下記フォームよりお問い合わせください。
製品特長
-
高精度な変位計測
構造負荷テストにおいて、構造物の変位を高精度に計測できます。計測精度は500m離れた場所で0.01mmを実現します。
-
崩壊リスクの予測に活用
構造物の変位データをもとに、崩壊の危険予測に運用できます。これにより、早期の対策が可能になります。
-
文化遺産の保全に貢献
歴史的建造物や文化遺産の保存に応用できます。非接触型の計測方法のため、対象物に負荷をかけずにモニタリングできます。
-
共振周波数の測定が可能
構造体の共振周波数を高精度に計測できます。振動特性を把握することで、より詳細な構造解析が可能になります。
システム
-
構造物変位
IBIS-FSソフトによる計測数値データです。
製品仕様
リモートセンシング距離 |
最大1km |
---|---|
周波数帯域 |
17.1GHz~17.3GHz *申請が必要です。 |
プラットフォーム |
地上レーダ方式 |
アンテナ |
ホーンアンテナ(20dBまたは15dB) |
最大範囲 |
0.5km |
空間分解能 |
0.5m |
変位精度 |
0.01~0.1mm ※計測条件による |
取得頻度 |
200Hz |
電源 |
12VDC |
大きさ |
11cm × 35cm × 24cm(レーダユニット) |
重量 |
12kg(三脚を付けた状態) |
消費電力 |
24W |
防塵・防水 |
IP66(レーダユニット) |
実用例・活用例
-
具体的な導入事例については準備が整い次第、本ページにて公開いたします。最新情報をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
実用・活用例 関連記事はこちら
よくあるご質問
-
よくあるご質問(準備中)
現在、「よくあるご質問」の内容を整備中です。お客様からいただいたご質問やご相談を基に、順次更新してまいります。ご不明な点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
製品カタログ
上記ボタンよりダウンロードいただけます。