高分解能トンネル背面探査レーダ
Stream T(ストリームT)
イタリアのGPR業界リーダーであるIDS Georadar社が、最先端の地中レーダー技術をトンネル背面調査に応用!
革新的な**非接触型GPRソリューション「Stream T」**は、トンネルライニングの厚さ測定、支保工のマッピング、空洞の検出、湧水箇所の特定を高精度で実施し、詳細な探査・評価を可能にします。
従来の接触型計測とは異なり、「Stream T」はトンネル表面に直接触れずに調査が可能。これにより、効率的かつ安全なGPR測定を実現し、インフラ点検や維持管理の高度化に貢献します。
製品特長
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ライニング厚さ・空洞・湧水の高精度検出
Stream Tは、トンネルライニングの厚さや支保工のマッピング、空洞の検出、そして湧水箇所の位置探査を高精度で実施し、トンネルの状態を正確に把握できます。
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高速探査性能
最大探査スピードは60Km/h。従来比で5倍のスピードを実現しており、効率的な調査が可能です。
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二重周波数技術
2つの異なる周波数を使用し、高周波で表層部を細かく、低周波で深層部を探査します。これにより、精度の高いデータ収集が可能です。
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専用機械式フレーム
リモートコントロール可能なアンテナ拡張フレームや、天端にアクセスするための伸縮型フレームなど、専用の機械式フレームがセットされています。
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非接触での計測
最大20cm離した非接触でトンネルの計測を行い、計測スピードは60Km/h以上で探査が可能です。
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高密度アレイアンテナ
探査するアンテナには、高密度アレイアンテナ(マルチ)を採用しており、より詳細で正確なデータを収集します。
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3D解析とマッピング
探査データは専用の解析ソフトで3Dマッピングを行うことができ、視覚的にわかりやすいデータを提供します。
用途・対象
・トンネル背面調査(ライニング、支保工、空洞、湧水)
・覆工コンクリート厚さ探査(在来/NATM工法)
・覆工コンクリート背面空洞探査(在来/NATM工法)
・覆工コンクリート背面湧水探査(在来/NATM工法)
・支保工位置探査(在来/NATM工法)
・インフラ点検・メンテナンス
・トンネル建設時の事前調査
・災害リスク低減のための安全対策

製品仕様
FULLバージョン |
表層部・深層部の探査用 17チャンネル |
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MINIバージョン |
表層部の探査用 表層部:6チャンネル 深層部:11チャンネル |
重量 |
Fullバージョン:35Kg Miniバージョン:22Kg(深層部用)18Kg(表層部用) |
ポジショニング |
エンコーダー、トータルステーション |
探査スピード |
最大60Km/h |
探査用PC |
パナソニック タフブック CF-20 |
供給電圧 |
12V |
消費電力 |
38W |
寸法 |
Fullバージョン:700×1120×385mm Miniバージョン:430×1120×385mm(深層部用) 270×1120×385mm |
防水・防塵 |
IP65 |
認証 |
EC,UKCA |
実用例・活用例
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具体的な導入事例については準備が整い次第、本ページにて公開いたします。最新情報をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
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